イベント情報

篠研企画 笈川幸司オンラインセミナー『日本語教師としての在り方―マインド』

篠研企画 笈川幸司オンラインセミナー『日本語教師としての在り方―マインド』を無事に終えました。

日本語教師になってから、小さなイベントから大きなイベントまで、いろいろ開催してきましたので、華やかに映るかもしれませんが、舞台裏は地味で、地味な仕事が心底好きだからこそ続けることができたと思っています。

特訓合宿でも日本語講演マラソンでも、主な仕事は裏方の仕事でした。そこで、失敗した瞬間、想定外のサプライズが飛び出すようにアイデアを埋め込んでおいて、どっちに転んでも面白いことになるよう、丁寧に準備しておくことが大事です。

新米時代、駒澤千鶴先生と出会い、駒澤先生の、学生が楽しみながら上達していく授業をまじかで見るチャンス、参加するチャンスに恵まれたことが大きいです。教室を舞台にして、自分が活躍するのも良し、学生に活躍してもらうのも良し、駒澤先生の授業を見学しながら、「舞台勝負なら自分にもできるかも?」などと思いました。

スピーチ大会も留学や就職のための面接も、短期間のトレーニングで成果があげられます。ただ、そこに力を入れすぎると、中身がスカスカのまま光り輝いてしまいます。最初から成果が出せたのは、勝負事を舐めず、果敢に難しいことにチャレンジしたからだと思います。その後、中身を埋めることを怠らなかったのが、のちのちの信頼につながっていきました。

今回お話した内容は、舞台裏の話で、これまで話してこなかったことです。うまく話す自信が最初はなかったのですが、篠崎先生との打ち合わせを重ねるうちに、不安が消え、なんとなく、できるかも?と思うようになってきました。

表面的な美しさに魂を乗せると不安定で、迷いが生じますが、今回のように舞台裏の話なら種明かしもできますし、魂を込めて自然と話せることがわかりました。

次回は9月。なんとなくイメージができました。将来、多くの人たちを励ますことのできるテーマだと思いますので、これからの時間を大切にしていきたいと思います。このイベントを企画してくださった篠崎先生、ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。

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