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福島民報民報サロン第五回

新聞での連載の最後の投稿を掲載していただきました。いま、福島県浜通りに住んでいます。このあたりは、国際教育研究拠点の設置が検討されているそうですが、これって、福島以外の方から見れば、「で?」と思うような話題かもしれません。同じように、新幹線をはじめ、日本の技術を、日本以外のみなさんは「へぇ、で?」ということになっているのかな?などと思ってしまいます。

人は誰もが自分のことが一番大切ですし、自分に一番興味があります。それに、誰もが自分のことを認めてほしい、わかってほしいと願っています。さらに人は自分のことをわかってくれる人を好きになります。だから復興アピールより先に、他者の素晴らしい点を学び、認め、称賛して、はじめて自分に興味を持ってもらえるような気がするのです。

と、こんなことを書きましたが、結局未来を生きるのは私たちおじさんおばさんではなく、若者たちです。ギラギラした目で復興アピールをするより、相手の良いところを学んでから自分のことを知ってもらう順番のほうが、若者たちに受け入れてもらえるような気もするんですよね。そんな願いを胸に抱いて書きました。

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