講演会によって、テーマが違いますので、もちろん、内容も違います。
しかし、目の前にいる学生の日本語レベルが違うのと同じで、どんな教室でもやるべきことはひとつです。それは、目の前にいる人たちを励ますことなのですが、これに関しては同じ価値観を持つ人と、ちょうど真反対の、これまでそんなことを考えたこともなかった人には響くかもしれませんが、残念ながらどうやっても響かないのは、最初は人を励ますことに大賛成だったけれど、あるときをきっかけに、心傷ついて、そんなことはしたくない。これ以上傷つきたくない…というタイプの方です。
でも、なんというか、そのときは、そのタイミングじゃなかっただけだと思います。そもそも私たちは長く同じ価値観のまま生きていけるはずがないですし、人生のターニングポイントは、毎回自分の価値観が覆されるから起こるわけですから、わたしのいまある大きな価値観のひとつ「人を励ますこと」も、いつか「なんだ、昔のオレはつまらないことばかりやっていたもんだな」などと考える日が来るかもしれません。
まだわたしは「人を励まして、自分のことも励ますこと」をしていきたいと思いますので、25日の講演会では、自分の想いをしっかり伝え、会場においでになったみなさま(10名限定だったはずです)とオンラインで参加されるみなさまに、よい夢を見てもらいたい(夜の開催です)と思っています。みなさまのご参加をお待ちいたします。