ご挨拶
対話とスピーチで人を幸せにしたい
教師が一方的に話し、それをただ聞く授業を受けてきた私たちは、他人と対話し、他人と会話することが苦手です。そういうことに無頓着に生きてきたため、対話と会話の違いさえわかりません。ましてや、人前でスピーチするのが得意な人は滅多にいません。私たちは、カリスマスピーチがしたいわけでも、上手に語り、他人を出し抜き、高みを目指しているわけでもなく、せめて、緊張でガタガタ震えていることが、他人にバレない程度に話せるようにしたい。そんなささやかな希望さえ叶えられないのが現実です。
幸福度ランキング上位の国々では、幼い頃から親子の対話、教師と生徒の対話、生徒同士の対話を重んじているそうです。未来に希望を持ち、それを語り合うことが日常です。ところが、幸福度が低い私たちは、幼い頃から親子の対話も、教師と生徒の対話も少なく、生徒同士の対話も重んじられていません。それは、対話する方法を知らず、対話する機会が少ないからです。
そして、対話の代わりに身近な人をからかい、おちょくり、いじり倒し、ネガティブなおしゃべりや、他人の悪口に花を咲かせて時間をつぶします。未来に希望を持ち、それを語り合うことができません。互いに建設的な批判をし合うこともできません。相手を大声で罵倒し、批判するときは最後、その人と縁を切るときです。
私たちは他人との対話や会話、人前でスピーチやプレゼンをすることを極端に恐れますが、それは私たちに能力や才能がないからではありません。機会が少なく、ノウハウをよく知らないだけで、もしその両方が手にできたら、なにも恐れることはありません。全ての家庭、全ての学校で教師と生徒に対話とスピーチのノウハウを知ってもらい、親子の対話、教師と生徒の対話、生徒同士の対話、そして、人前で発表する機会を増やし、多くの人々が幸福感を高めていくこと、これが私の願いです。
笈川幸司
笈川幸司(理事長)
『日本語講演マラソン』を2011年から2020年まで行い、世界33カ国で講演、模擬授業などを実施。そのほか、夏休み・冬休みに中国各地の大学生を北京に集め、特訓合宿を実施した。現在、主にリモートで日本語教師研修や学習者向けトレーニングを実施している。 |
2021年12月 文化庁長官表彰受賞
2019年4月 世界が尊敬する100人の日本人(NEWSWEEK)選出
2016年7月 外務大臣表彰を受賞
理事長 笈川幸司
理事 張煒、薄井廣美
監事 齋藤公威
世界の日本語教育への支援、
日本の小中学生へのスピーチ支援を!
(入会、会費、寄付はこちらです)
【年会費】
正会員(法人)50,000円
賛助会員(個人)8,000円
【入会金】
正会員(法人)10,000円
賛助会員(個人)8,000円
【お振込先】
あぶくま信用金庫
店番 007(広野支店)
口座番号 0164463(普通)
特定非営利活動法人日本語スピーチ協会
理事 笈川幸司
▼日本語講演マラソンと笈川特訓班 | ▼外務大臣表彰個人賞 |
▼2019年4月30日号(4/23発売)NEWSWEEK | ▼文化庁長官表彰受賞 |
NEWSWEEK 日本版 2019年4月25日 16:50
▼夢破れて31歳で日本を出た男が、中国でカリスマ教師になった:笈川幸司【世界が尊敬する日本人】
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/31-6.php
DIAMOND online 2018.5.25 5:00
▼中国の若者を惹き付ける「カリスマ日本語教師」の熱血人生
https://diamond.jp/articles/-/170891
具体的な業務内容
②オンライン授業
海外の大学生向け面接対策、内定者研修、社員研修を行っています。
(協力)
▼Asia to Japan
▼一風堂