イベント情報

日馬富士学園訪問

(総括)新モンゴル日馬富士学園は幼稚園から高校までの一貫教育。児童生徒数は1800名。教室から職員室、体育館やサッカー場、土俵、柔道場、講演会場、食堂、図書館、挙げればキリがありませんが、施設が豪華過ぎて、『花より団子』の世界観が!!思わされました。我ら日本人教師10名のうち、もっと豪華な学校を見たというものは、皆無。不思議ですが、これほど影響力のある日本語教育機関の存在を、誰も知りませんでした。新モンゴル学園はモンゴル全土にたくさんあって、日本語教育が行われていない学校でも、日本式経営や学校運営、礼儀マナーも日本式なのだそうです。

今回、日馬富士学園さまから、たくさんの嬉しい言葉をいただきました。「中高生の生徒たちは、もともと読み書きはできますが、話せません。でも、帰りのバスの中では、共通言語がモンゴル語から日本語に変わっていました。日本人の先生方から大量の褒め言葉を浴びて、モチベーションが上がり、自信がついた」そうです。

私たち教師にメンツがあるように、一人一人の生徒たちにもメンツがあります。だから、彼らのメンツを潰さないように、教師側が、常に四方八方に目を配り、気を配って、名前を連呼して、笑顔と拍手で、盛り上げ役に徹していれば、彼らは、次第に心を許して、頑張ってくれます。セリフの書かれたプリントを持つ手が震えているので、わかります。本気だから緊張するわけで、能力がないから手が震えるわけではありません。

どの先生も、毎回満足のいく授業ができたわけはありません。初めて海外で日本語授業をしたという先生もいました。でも、いきなりダメ出しなんて、するもんじゃないと思うんです。ほか全員で慰め、励まし、やる気いっぱいになれば、自分自身で改善できると思います。もし改善できないなら、他人からのダメ出しを受け入れられないことが理由です。

送別会で、生徒たちからのお手紙を読んで、ほとんどの先生が涙していました。毎朝、トレッキングをして、どの先生ともゆっくりお話しできました。というか、先生方の近況をたくさん聞くことができました。仕事以外のお話しを聞くことで、信頼関係が芽生えるのだなあと気づきました。

最後の懇親会では、先生方一人一人が勇気を出して、日馬富士理事長のところへ足を運び、横綱への感謝の気持ちを告げられていました。一番ダメな食事会は、横綱とわたしの二人だけで話し込んで、ほかの先生方が、話しにくい空気を作ることです。

みんなが、無理なく、本当に自然に、幸せに感じられる空間をいつも作りたいなと思っています。もちろん、いつもうまく行きませんが、今回は、それができました。

四国中国講演&モンゴル講演を応援してくださったみなさま、どうもありがとうございました。おかげさまで、無事に成田空港に着きました。

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