【広がる笈川イズム】
笈川イズムが、静かに、でも確実に日本語業界、そう学習者、指導者を問わず浸透し溢れ始めている現場に遭遇しました!
先日、日本語学校のある同期から聞いた話にびっくり!!!しました。
そこへコロナが出現し、多くの日本語学校が休校に追い込まれ、再開後も授業数減少という状況を鑑みて、日本語学校を退職しオンラインのプライベートレッスンのみで生計を立てる方向に一気に舵をきっていました。
私は母の介護でコロナの影響を受ける前に日本語学校を休職していたので、実際にこの同期と会うのは2年半ぶりくらいでした。
オンラインレッスンの話をほかの同期や同僚と聞いていたところ(いえいえ、本当は根掘り葉掘り聞き出していたです…)、ある日めちゃくちゃ発音が滑らかな中国人学習者が現れたそうです。
注)この同期は現在は初級から上級まで、各段階のレベルのコースを設定して教えている。
英語が堪能なため、オンラインではそれまでは英語圏の学習者に教えていた。
余談だが、ドルでレッスン料を受け取っているようだ。羨ましい~。やっぱり英語か?
私達の勤務校は中国人とモンゴル人が主であるため、この同期も、もちろん中国人話者の特性もよく分かっている。
話を元に戻して。
前出の中国人学習者に、過去にどのような勉強の仕方をしたか尋ねたところ、「イの口」の話を始めたそうです。ほかの同期は「イの口?」でしたが、私は間髪入れずに思わず「それって、笈川先生の教え子じゃない⁈」と叫んでしまいました。
ビンゴでした。
同期は私が笈川先生を知っていたことにびっくりしていましたが、私は笈川先生から「イの口」を学んだことがある学習者と笈川先生のことをそれまで知らなかった同期が出会ったことにびっくりしましたし、その結果、その同期だけではなく、ほかの同期や同僚も笈川先生の「イの口」を知るきっかけになり、笈川イズムの広がりを実感しました。
笈川先生イズムが溢れる場面に遭遇した瞬間でした。
「イの口」って?と、思われた方は、笈川先生の授業をご覧になってみることをお勧め致します。