大森先生ご夫妻が26回続けてこられた作文コンクールですが、先ほど、次回は、復興庁主催で開催することが決まりました。
優勝者を日本へお呼びするなど、経費がかなりかかりますので、大森先生ご夫妻のように個人でやり続けることはできないと思い、この3年間、大森先生のご期待にお応えできないのではないかと考え、胸がしめつけられるような日々を過ごしてまいりました。
昨夏、中国人大学生の福島ツアー実施に際して、教え子たちの真剣な想いや行動に、復興庁のみなさまをはじめ、関係者のみなさまがとても感動され、それで信頼していただいたのだと思います。
4年前、教え子のジュンさんから「これから辛抱の4年が始まりますが、新しいことにも果敢にチャレンジして、小さなことを馬鹿にせず、真剣にコツコツやり続ければ、蒔いた種が芽を出し、花が開きます。それが、先生の生涯を代表するお仕事になります」という言葉を信じて、真面目に取り組んできましたが、ようやくひとつの形になり、花が開きました。
「今回が最後、次回はありません」と申し上げましたが、首の皮ひとつ、つながりました。これからも、世界の日本語学習者の希望につながる作文コンクールになるよう頑張りますので、応援を宜しくお願いします。
すみません。その前にお願いです。国際交流研究所主催の作文コンクールの締め切りは4月30日です。ひとりでも多くの皆様にご参加いただきたく存じます。どうか、ご協力をお願いいたします。