昨日は311から12年。
多くのひとが集まる伝承館へ行って、追悼イベントに参加しました。中国語で「日本、加油!」と書かれたキャンドルも多数ありました。
昨夜はWBC対チェコ戦、おとといは対韓国戦、予想外の展開で大差がつきましたが、対韓国戦のダイジェスト動画のコメント欄を見ていたら、ハングル文字のコメントが30くらいあったので、翻訳機で見てみたら、日本チームに対する絶賛の声ばかりでした。
最近の内定者研修では韓国人学生が多く、彼らの頑張る姿を見ていたら、おのずと応援したくなりました。「韓国、嫌だな」と思ったら、ネガティブな情報が目につきますし、「韓国、いいな」と思ったら、ポジティブな情報がどんどん入ってきます。
そういえば、研修の最後に『これぞ、大和魂』といったエピソードを取り上げました。実は日本人が「大和魂!」と思っているようなエピソードは、わりとどの国にもあって、苦労の末に成功を手にした自国の偉人や素敵な人生を歩んだ人たちを、どの国の人も尊敬しているということを学生時代に知り、驚いたことがあります。もちろんそれを理解した上で、日本で働く外国人学生には、「大和魂を尊重してください」と話しています。中には「四季があるのは日本しかないと本気で思っている日本人がいる」と話す学生もいました。そういう場面に遭遇したら、そう話す日本人には「そうだね!すごいね!」と言ってあげてもらいたいです。その人が後日、「あのさ、四季って日本だけじゃないって知っていたのに、どうして教えてくれなかったの?」と言ってきたら、「でもさ、日本の四季は世界で一番はっきりしていると個人的には思うよ」と、ディズニー・シーのウミガメ・クラッシュ(タートル・トーク)のように、ひろい心で堂々と言ってもらいたいです。「俺が正しい」「お前は間違っている」という会話は、もうそろそろ良いんじゃないかな(クラッシュ風)。311の日、そんなことを考えました。