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スタジオスピーチライブの番外編

昨夜はくろしおスタジオスピーチライブの番外編を収録しました。いつもは日本語学校の生徒さんたちにスピーチをしてもらっていますが、今回は私のところで入社前研修を受けている理工系の生徒さんたちに出てもらいました。

週3回、人前で話す練習をしてきましたので、今回も楽しくスピーチしてもらいました。

中国では、日本語学科の学生が4年間勉強しても、原稿を見ないで日本語を話すことができないと言われています。日本人でも、原稿を見ないで3分間の即興スピーチをするのは難しいかもしれません。

さて、彼らが日本で就職する魅力について語ってくれました。欧米でも中国でも韓国でも、経験ゼロの状態で正社員になれるなんて夢のまた夢だそうで、若者は大学を卒業しても、仕事がないので、資格を取ったり、アルバイトのような形で経験を積んだりして、腕を磨く必要があるそうです。日本では新入社員を育てる文化があって、そこが魅力だと話してくれました。

彼らは自分の専門があって、さらに日本語ができて、今では原稿なしにどんなテーマでも即興で英語でも日本語でも3分間スピーチができますが、そこがゴールではなく、やっとスタート地点に立っていると思っています。

もし話すスピードが遅ければ、聞き手はイライラし出しますし、話があっちこっち跳んだら聞き手は戸惑ってしまいます。一方的に3分も話されたら、聞き手は「早くやめてくれないかな」って思うでしょう。リズムが悪くて話術がないなら、1分でも長く感じてしまいます。本当に難しいタスクですね。

最近のスピーチライブのお知らせを忘れていました。今回は、2回分の動画をお知らせします。

 

 

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