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シュリーマン・オンライン研修

シュリーマン・オンライン研修も5ヶ月が過ぎました。上級文法は使いませんが、ベトナム人社員の皆さんは、流暢に話せるようになりました。たとえば、「日本の仕事は好きですか?」という質問に対して、「日本の仕事が好きです。日本の仕事のやり方が丁寧だからです。以前は、日本語で話すのが少し怖かったです。でも最近は、日本人の上司や同僚と話すのが楽しくなりました。仕事の報告も連絡も相談も、前より上手になりました。これからも日本で働きたいです」と答えた場合、使う文型は、「〜たいです」「〜だからです」、そして過去形・現在形だけです。3つか4つの文型を使えば、素直さ、努力している姿勢、成長している様子、協調性、一緒に働きやすそうな雰囲気を伝えることができます。「答え→理由→ネガティブな過去→ポジティブな最近→明るい未来」という流れも、日本人が共感しやすい構成です。

上級文法を使って印象を悪くする場合もあります。たとえば、「日本で働きたいですか?」という質問に対して「わたくしは、日本で働くに値する人材だと自負しております。日本語能力においては、他の外国人学習者とは比較にならないほど優れております。わたくしを採用しないという選択は、御社にとって大きな損失になりかねません」と答えた場合、日本人の面接官に、自己評価が高すぎ、上から目線、扱いにくそう、協調性が低そうだという印象を与えてしまうかもしれません。

それから、授業で学んだばかりの文型を、無理に会話に入れさせないように気をつけています。たとえば、「〜わけではない」「〜に違いない」「〜ざるを得ない」を習った直後に、「日本で働きたいわけではないが、日本企業の技術力は高いに違いないから、日本で就職せざるを得ないです」などと言わせたくないからです。面接日本語や会社日本語なら、4つの文型、「〜たいです」「〜だからです」、過去形、現在形を使うだけで十分です。「以前は人前で話すのが苦手でした。でも、最近は発表が好きです。私は日本で働きたいです。日本の会社はチームワークが素晴らしいからです」だけでも、意欲、理由、経験、変化、現在の状態、未来への姿勢を表現できますよね。

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