インドネシアの比較的穏和な学生たちが、堂々とスピーチするほかの学生を見て、「真似ができない」と言うのですが、スピーチやプレゼンは才能は必要ないですし、DNAも関係ないので、スキルとして学んでもらいたいです。スポーツもそうですよね。子どもの頃は大リーグ養成ギブスをはめなければ世界と戦えないと思っていました。アイススケートを見ても、日本人は体格がイマイチだなあと思っていました。けれど、スキルと戦術を学んだら、アジア人だって、ある程度いけそうですよね。子どもの頃は無理だと思っていましたが、いまの若者たちが考えを変えさせてくれました。
今回、東ジャワ日本語教師会主催イベントの講師を担当しました。ザエナル先生、ディディク先生、ありがとうございました。最近はスピーチ指導をしていなかったのですが、来年は本格的に指導を始めようと思っています。なぜなら、スピーチができると、一瞬でその場の空気を変えることができますし、何年も練習しなくても廃れることはないので、習得して損はないと思うからです。