先日、立派な日本企業にお勤めになっていたある方からお話を伺いました。その方は「日本語学校の中には、ヤクザみたいな人が経営しているところがあることは、多くの日本人が知っている」とおっしゃいました。「もちろん、そうじゃないところもあるだろうけど」ともおっしゃっていました。
真面目に学校運営をしている日本語学校から見れば、このような偏見にさらされるのはとてもつらいことだろうと思います。外国人の生徒一人一人の進路相談に一生懸命で、進路が決まったら自分のことのように喜び、地元の人たちとの交流会を、汗を流して盛り上げている日本語教師もたくさんいらっしゃいます。日本語教師の仕事は、外交官のような立派な仕事だと思います。ただ日本語授業で文法を説明しているだけではないということを、多くの方に知ってもらいたいです。
そして、日本を、日本人を、愛してくれている外国の方々のスピーチは、メディアに取り上げていただくような大きなニュースではありませんが、小さくて大切な宝石のようなものです。クロちゃんとの息も少しずつ合ってきましたので、どうぞ動画をご覧になってください。