先日の、いわき市教育委員会主催小中学校教員養護教諭向けワークショップでは、やさしさスキルを身につけるトレーニングをしました。やさしさは、穏やかに話すことだけではなく、相手の話を笑顔でうなずきながら最後まで聞くこと、仲間の成功を本人よりも喜ぶこと、失敗した人を仲間外れにしないこと、助けを求める勇気をまず認めること、違う意見を笑顔でうなずきながら聞くことなどは、「大人がわざわざ学ぶことか!」と思われるかもしれませんが、いざやってみると、「自分が欲しかったのはこれだ!」と感じた先生方が少なくありません。
今月は、JICA東北センターで、もうすぐ海外に出られる協力隊の皆さんに、日本語を教える喜びについて話してきます。
ベトナム人のみなさんのハートを掴むため、初対面のひと言目は、ベトナム語で「ベトナム料理は美味しいです」と言い、インドネシア人のみなさんのハートを掴むために、初対面のひと言目は、インドネシア語で「わたしはインドネシア人が好きです。なぜならやさしいからです」と言います。たったそれだけでも、ワールド杯でゴールが決まるくらい、教室が沸きます。
その国の良いところを、その国の言葉で10くらい言えたら、きっと短いスピーチをするチャンスが山ほど生まれると思います。昨秋、在パプアニューギニア日本国大使館で、現地のみなさんに向かって英語でスピーチしました。私は英語をうまく話せませんが、スピーチをすると、ひとこと言うたびに拍手喝采が鳴り止みませんでした。
「オレはお前に教えてやる」という態度ではなく、「わたしもあなたから全部学ぶ!」という気持ちと気合いがあれば、学生たちも日本語を学んでくれると思います