娘の誕生日
７歳の誕生日を迎えました。シンガポールで西洋占星術をしている教え子の話によると、民衆の心をつかむ話し方や教え子の学習能力を伸ばすスキルは、すでに前世に身につけたものだそうで、今の努力とは関係ないそうです。自分としては、これまで血の滲むような努力をしてきたつもりでしたので、半沢直樹に不正融資を暴かれた箕部幹事長のように「事実無根だ。とんでもない濡れ衣だぞ、これは名誉毀損だ。発言を撤回しろ。謝罪しろ、謝れ！」と腹を立てたくなりましたが、彼女からは、「現世の課題は子育てスキル習得で、2021年に完成するだろう！」と四年前に言われ、そこから気持ちを切り替えて頑張ることにしました。確かに、最初は子供たちにどう接して良いかわからなかったのですが、当時の悩みを忘れてしまうほど、最近は楽しく過ごせています。「二人のお子さんに出会うために先生が生まれてきたので、二人は宝物です」と聞かされたら、急になぜだか腹が立たなくなりました。映画『ローマの休日』の中に、長椅子に寝かせていた女性がアン王女だとわかった瞬間、新聞記者がすぐに彼女をベッドに移すシーンがありました。それまでは子どもたちが自分のいうことを聞かないとすぐ腹が立ったのですが、大切な宝物だとわかったら、対応も違ってきますよね。なかなかプロポーズにOKしてくれない女性に何を言われても腹が立たないのも、きっとその人を宝物だと思うからなのでしょう。今朝「今日は何が食べたい？」と聞くと、娘は「ケーキとお寿司、それと、今日だけは、お兄ちゃんを可愛がらないで、私だけを可愛がって」と答えていました。
