内定者研修の初日に順調なスタートだったことをご報告しましたが、その後も気を抜くことなくやっています。
怠惰が理由でうまくいかないときは虚しい気分になるので、余計に頑張ってしまうのですが、頑張りも、余計な分だけ他人にも期待してしまい、かえってまずくなるときもあります。
一番良い時というのは、少しの準備不足、少しの寝不足、少しの体調不良の時なのかもしれません。自分のことで精一杯なら、他人のミスに気づかないので、イライラすることもありません。ただ、バランスを取るのが難しいので、年に数回、本番と思える日だけにぶつけます。大事な本番の最初の30分はいつも顔色が悪く、口も回りません。何度も気持ちを切り替えようと、もがきにもがいて答え探しをするのですが、どこかのタイミングでカチッとハマり、そこで軌道に乗るような気がします。毎回同じ結果が得られるので、これはこれで優れたパターンなのだろうと思います。しかも、いわゆる試練を乗り越えたら、もがき方のスキルまで自然と身についているので、オススメです。
その日気づいたことはノートに書き留めますが、数年後、改めて過去の気づきを見直してみると、とんでもない勘違いだったことに気づきます。ただ、とんでもない指導法で結果が出ることが少なくありません。若い頃は、情熱と勢い、力技で乗り越えられるものなのかもしれませんが、もう若くないので、自分の力技を否定しながら、やさしさアプリを自分の中にインストールして、いまは対応しています。