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UCLA🇺🇸模擬授業

UCLA🇺🇸で面接と会話練習の授業をしました。学生時代からロサンゼルスに憧れていましたが、6年前、勇気を振り絞り、「中国を飛び出し、自分の力を試してみよう!」と思い立ち、ようやく願いが叶いました。OJADアメリカ講演会の際に林先生と知り合いました。ボストン、ニューヨークでもご活躍され、本来なら雲の上の人という感じなのですが、「中国で頑張っていた!」というところを認めてもらえているのは本当にありがたいことです。毎年この時期、オンライン授業を担当させていただいてます。
アメリカで日本語を教えられている先生を、私はそれほど多く知っているわけではないのですが、私の知る先生方は皆、怒らない指導をされています。
元女子バレー日本代表の益子直美さんは、怒らない指導をされていて、『コーチが怒らないバレーボール大会』を主催されています。失敗した時にコーチに怒られると、なぜかそのことだけはできなくなってしまいます。牛乳をこぼした時に母親にひどく怒られた子供は、自分が大人になった後もコップに牛乳を注ぐ際、手が震えてしまうと言います。私は、先生に怒られながら学び、怒られたところを何回やってもうまく行かない学生をたくさん見てきました。私は学生のアクセントをなおすのが得意なのですが、私が怒りながら発音指導をすると、学生は同じところを何度も間違えてしまいます。ところが、「大丈夫だよ!間違えても良いよ!」と言いながら指導をすると、すぐになおります。益子直美さんの理念に大きな影響を受けています。
話は飛びますが、先日、益子さんの記事を見ました。不妊治療を断念したというお話に涙が出ました。益子さんは「子を産めない女性は失格だ」とご自分で思われていたそうです。記事を読みながら、この世界には子を産める女性と産めない女性がいて、「どちらも素晴らしい」という常識があればいいのに…と思いました。先日、他の高齢出産関連の記事を読んでいたら「妻との子を作ってやれなかった。自分が情けない。妻に申し訳ない」とコメントを書き込む男性がいました。「子供のいない人生を妻にプレゼントした」という考え方はダメなのでしょうか。今、子育てをしているママの中には、子育てに苦しみ、子供のいない人生の方がずっと良かったと考えている人もいると思います。ただ、そういう考えも、他人には押し付けられませんよね。ですが、子どものいない夫婦が、周りから変なプレッシャーを感じることなく、いつまでもいつまでも幸せに暮らされることを、ただただ願っています。あっ、話が飛んでしました。
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