講演会が無事終わり、メジャーリーグスタジアムを案内していただきました。
前々から、タイ・カッブのタイガースを見たいと思っていました。野茂英雄投手も一年在籍していましたし、いまは、広島カープのレジェンド・前田健太投手がいて、昨日は５イニングを投げて勝ち投手になりました。
さて、日本語教育とは関係のない野球観戦でしたが、どこに注目すれば、良い作文が書けて、どう発表すれば聴衆のハートをつかめるだろうかと、試合を見ながらずっと考えていました。
その前に、映画『8mile』の聖地を見てきました。出発直前は、息子と二人でエミネムのラップを聞いていたので感慨深いです。
デトロイトの長い１日が終わり、明日は午前、午後にワークショップをしてきます。日本人の親を持ち、ミシガン州に住む彼らに、日本と日本語を好きになってもらえるように頑張ってきます。今後の日本語教育の実践でも、なにをやるにも、ここが礎だと思います。
まず自分は相手のことで、興味が持てそうなものを見つける。今回は、メジャーリーグ好きの友人に２回電話しました。また、R-指定さんや呂布カルマさんなどラッパー好きな息子と一緒にNetflixで『8mile』を見ました。これらの努力や工夫が相手の求めたものじゃないことはよくありますが、そこはごめんなさいと謝って、まずはやってみて、無理のないように続けるしかないと思います。そして、時間と心を使えば、誠意を示すことはできると思います。