🇯🇵🇨🇳5日間連続で、日本語教師研修をオンラインで行っています。
先日北浦和で対面での日本語教師研修をしたのですが、昨年より反応が良かったようです。理由を考えてみたら、やっぱり「良いものを教えてやるぞ」といった、上から目線でなかったからだと思います。たぶん、気をつけないと、無意識に上から目線が出てしまうので、常に下から光線を出し続けていなければ……と思いました。
研修担当講師が上から目線で話さないというのは、なかなか難しく、かなり気をつけていても漏れ出してしまうことがあります。それならいっそのこと、「俺は上から目線でしか話ができないでくの坊だから、覚悟して聞いてくれ!」と先に白状しちゃったほうが気が楽かもしれません。それは、自分が80歳を過ぎて、明日天国にいってもかまわないというときに、一度くらいはやろうかな?などと思ってはいますが、いま、それをやったら、これまで積み上げてきたものが台無しになってしまうので、せめてあと30年くらいは、謙虚な姿勢で研修をし続けようと思います。
みんなが知らないことを上から目線で言うと、確かに、より良いことを言っているようにも聞こえ、表面的には華やかですが、その発言によって、行動に移す勇気を人に与えることはできないので、結局は、やってる感は出せても、時間の無駄となってしまいます。
5日間、緊張感を維持しながら、走り続けます