ハンガリーのシンポジウムで、ワークショップのご提案をいただきました。
今年は、何度も会議を重ねて実現したイベント、5年がかりでようやく実現したイベント、長期間、毎日会議を重ねて形にならなかったイベント、それはもう様々でしたが、たとえ、うまく行かなかったとしても、無駄ではなかったと思っています。
月並みな言い方かもしれませんが、周りへの感謝の気持ちがあると、他人の悪口、ネガティブなことを言う暇ががなくなるので、サポートしてくれる人が自然と増えていくように感じます。期待してもらえると、責任感が湧いてくるので、失敗の最大原因の「慢心」を抱かないように「期待していてください」を口癖にしています。
テーマは『ポジティブフィードバックをしながら対話しよう』です。相手がポジティブフィードバックをしてくれるとはじめからわかっていれば、誰だって迷いなく、自分らしい表現で、言いたいことが言えますし、きれいな発音で話しても、「カッコつけやがって」と思われたり、陰口を叩かれたりしないとわかれば、安心して、きれいな発音で話せます。外国語を話していて、一番気にしてしまうのは、「相手はどこから攻撃してくるだろうか」ということ。
でも、自分の発言の中から、相手が必ず良いところを見つけ出し、ポジティブな言葉を口にしてくれたら、自分が認められていると感じて喜びが増しますし、たまには、自分の知らない自分の良さに気づくこともあるので、自分の努力や存在を誇りに思えるようになります。
ブダペストでは、50名のみなさんが参加してくれるそうです。このイベント開催のため、半年以上、手続きから細かい部分まで、手厚くサポートしてくださった小野先生、そして、基金の八嶋先生、本当にありがとうございました。
月末から、2週間かけ、8つの都市で活動を行います。先生方、学生のみなさま、どうぞ宜しくお願い致します。
【最終スケジュール】
①ウィーン大学
②ベオグラード大学
③サラエボ大学
④ユライドリブラ大学プーラ
⑤リュブリャナ大学
⑥ブダペスト日本文化センター
⑦コメニウス大学
⑧マサリク大学