北京の人たちから「お前の中国語は聞いてもわからない(下手くそ)」と言われてショックだ!と話すと、韓国人の友だちからは、中国の料理だとか中国人の芸能人だとか、とにかく褒めまくれば、「お前の中国語はうまい」と言われるから、最初の3分間は、中国賛美のセリフを言いまくれ!といったアドバイスをもらいました。
湖南省へ旅行に行ったときは、事前に湖南省を絶賛するセリフを頭に入れておいて、相手が誰でもかまわず言いまくり、言いまくるからそのセリフだけは流暢に話せるようになりました。とにかく、そういうことを積み重ねていくうちに、中国ではどこへ行っても「お前の中国語はうまいな」と言ってもらえるようになりました。
秘訣を教えてもらえたので、留学生活は何倍も楽しく過ごせたように思います。それからずいぶん時を経て、2020年春に日中韓学生会議があったのですが、コロナ大流行のせいで出られずじまい。その後、何度か釜山日本語教師セミナーに呼んでいただいたのですが、いまでも訪韓を果たせていません。
今回、実際に韓国の大学の先生とお会いできたので、訪韓に一歩近づいたように思います。