イベント情報

面接前研修終了

研修を無事終えました。学生たちとともに歩み、さまざまな困難を乗り越えてきたので、学生たちの日本語レベルが保証できたときには、彼らの人間性も保証できました。面接に臨む彼らの後ろ姿を見て、頼もしいとも思いました。一人一人の良さを企業の方々にお話できるくらい、濃密な時間を過ごすことができました。

来月早々、再び内定者研修が始まりますが、そのイベントとは別に、ゼロスタートで日本語を学ぶ多国籍のみなさんにオンライン授業を半年間行うプロジェクトを企画しています。未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだと言われますから、自分も未来を創らなきゃって思います。

ピーター・ドラッカーが「元々しなくても良いものを効率よく行うことほど無駄なことはない」と言いましたが、授業中教師の説明が長いと、学生たちの上達する機会が奪われます。それより、学生たちに勇気を与え、やる気にさせてから授業を始めるとか、学生たちの目が輝き始めるまで、授業を始めないとか、学生たちを緊張させないように、アホなふりをするとか、学生の発言の間違いに気づいても、気づかないふりをするとか、教師がやるべきことは山ほどあります。それができたときは、学生たちはぐんと伸びますが、プライドが邪魔して、それらができなかったときは、わたしもボロボロになり、学生は伸びません。ですから、懸命に自分のプライドを守りながら頑張って授業をしている教師を見ると、痛々しくて見てられません。自分にもそういうところがあるので、「自分は気をつけよう」と思うようにしています。

新しい挑戦に一歩踏み出す勇気を持つことができて、本当によかったです。でも、終わったら、良い気分に浸るのではなく、「昨日を捨てろ」の精神で行きましょう。

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