今回、新羅大学の先生にお願いして、日本人の先生だけでなく、韓国人の先生方にもお集まりいただきました。
教師研修をしていると、「学生をどう褒めて良いかわからない。学生の良いところがわからない」といった悩みをたまに聞きます。自分の学生時代に、親や先生から褒められてこなかったので、褒め言葉をほとんど聞いたことがなかったし、口にしてこなかったので、褒め言葉のレパートリーが少な過ぎるというのです。でも、その類の書籍もたくさんあり、ネットでも探すことができます。
教師に褒め言葉のレパートリーが多く、学生もポジティブフィードバックする機会が多ければ、中堅どころの学生も速く上達しますし、下の方でくすぶっていた学生の中でも、褒められて伸びるタイプは、ものすごい勢いで伸びていきます。
教師研修では、自信をつけるトレーニングをして、自分も他人も認められる人になってもらいです。
日本語教師研修の目的は、教師一人一人に自信を持ってもらうこと、ポジティブフィードバックしてもらい、自分と他人を認められる人になってもらうことだと思います。教師一人一人に輝いてもらいたいと思います。