イベント情報

質疑応答コンテスト

今週、三月にスタートしたプロジェクトの一環として、参加されている先生方による「質疑応答大会」が開催されています。10回のうち、半分のコンテストが無事終了しました。

どの曜日もどの時間帯も、先生方は心をひとつにして、学生たちの挑戦を盛り上げるため、惜しみない努力と無数のチャレンジを重ねてくださっています。想定外のハプニングも多々ありました。しかし、誰一人として苛立つことなく、どの先生も笑顔で支え合い、温かいフォローが自然と生まれていました。

学生たちもいつも以上に大きな声で堂々と発表をしています。それは、私が日本語教育を通じてずっと目指してきた姿です。

実力以上に頑張って失敗した時、仲間の優しさや先生方のまなざしに救われる学生は、次の挑戦を恐れずに進んでいけるでしょう。もちろん、すべての人にとって「優しさ」だけが正解でないと思います。厳しさが力になる人もいれば、周囲のレベルアップに焦りを感じる人もいるでしょう。さまざまな指導法を試すことが大切だと思います。

先生同士の絆が深まったという大きな変化を感じています。その中で、先生方が「ポジティブに対応する力」という新たなスキルを磨いてくださっています。今後のご指導の大きな“武器”となり、多くの笑顔を引き出す力になることを心から願っています。

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