今年度の読み聞かせ会を無事に終えました。
最後はさくらやまゆり教室で朗読をする貴重な経験をさせていただきました。テーマは『わたしの嫌いな人』で、嫌われる人の特徴を全部持ち合わせたひとりの中年おじさんへのインタビューを文章にしました。
子どもたちは「こんな人とは話したくない」「怖すぎる。大嫌い」などの感想を述べてくれました。一例ですが、「汝の欲せざるところ、これを人に施すなかれ」という上から目線の言い方は難しすぎます。「私たちは、自分が言われて嫌なことを他人に平気で言いますし、自分がされて嫌なことを他人に平気でします。これは、全部私たちの特徴です。だから気をつけましょう!」と話すと、子どもたちは、「えーー‼︎‼︎嘘ーー‼︎‼︎」と叫びましたが、ひとりの若い先生が「そうです!」と言って、大きくうなずいていました。
日本語の先生たちが昔のやり方をして、授業がうまくいかないのも、学生は寝るわ、ゲームをし出すわ、勝手にトイレに行くわで、悩み苦しむのも仕方がないことです。捨てられないパソコンに新しいOSを入れて再生させるのと同じように、「自分にも新しいOSを入れなきゃ!」と気づきたいものです。
さあ、明日は劉セイラさんのイベントのため、始発で東京へ行きます。