イベント情報

篠研企画第二弾

【大分別府開催】篠研企画第二弾のイベントを無事に終えました。

新米教師になって最初の仕事は、中国人の先生の朗読を2時間聞いて、アクセントの間違いをすべて指摘するという作業でした。それで、耐性がつきました。

また、発音・アクセントが一向になおらないまま、毎日数時間朗読し続け、必死に頑張っていた教え子たちの存在も大きいです。でも、コツを知らなければ、努力も無駄になるということを、そのとき知りました。もちろん、絶対音感を持っている人やアニメ大好き少年少女もいます。つまり、「才能と情熱の備わった人以外、きれいな発音で上手に話せない」というのが、同僚の先生たちの共通認識でした。

どんな世界でもコツがあります。サッカーで例えるなら、コツを知らないまま大人になったひと昔前のJリーガーたちは、海外クラブで練習中の、コツを知っている中学生には敵わないと思います。イチロー選手は、「遠回りしないと成功できない」と話しましたが、大谷翔平選手や、まだ22歳で三冠王になりそうな村神様は、無駄な遠回りをしていないと思います。わたしはずいぶん遠回りしてしまいました。

コツを知って、それを羅針盤に努力すれば、努力は無駄にならないと思います。そして、先生自身スピーチが苦手なら、スピーチ指導はもっと難しいでしょう。来月、篠研企画で発音スピーチ指導法講座がありますので、タイミングがぴったり合う先生にご参加いただきたいです。
https://kanjifumi.jp/oikawa_speech_syokyu/

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