イベント情報

梅木信秋さん

大学卒業後、「中国へ行きなさい」と背中を押してくださり、留学中、30年前の「時の人」だった小沢一郎さんが北京に来られた時に、「会わせて!」とお願いすると、迎賓館で迎えてくださり、小沢さんの前でのトーク力が買われ、その場で留学をストップ、「すぐに議員秘書になりなさい」とおっしゃった梅木信秋さんが、お亡くなりになりました。

しかし、代議士に叱られる日々は辛く、ある雪がちらつく夜、漫才の相方と梅木さんに会いに行き、「漫才をするから秘書をやめます」と伝えると、笑顔で「頑張れよ」と、励ましてくださいました。

とはいえ、その漫才もうまくいかず、夢を捨て、再び中国へ。やっぱり心配だったのか、梅木さんはちょくちょく会いにきてくれました。先月、お正月イベントがあって、久しぶりにお会いしました。主催者の計らいで、ありがたいことに、隣の席にしてもらい、ゆっくりお話しを伺うことができました。

恩返しはできませんでした。もしかしたら、梅木さんは、わたしに政治家になってもらいたかったのかもしれませんが、野党第一党議員のような批判精神はなく、ポジティブフィードバックばかり。昔から正反対のことばかりしていました。

そうそう。梅木さんは議員さんではなく、ただの気のいいおっちゃんです。特徴は、穏やかな表情、柔らかい目線、相手の目をやさしく見る、うなずきながら聞く、微笑みを忘れない、相手の緊張をほぐす空気をつくる、場の雰囲気を明るくする、最後まで話を聞く、相手の努力を具体的に認める、反論よりも理解を先にする、自分のミスを認める、責任を引き受ける、功績を周囲に譲る、陰で人を悪く言わない、弱い立場の人にやさしい、相手のペースを尊重する、恥をかかせない、他人の成功を喜ぶ、妬まない、他責にしない、急がせない、相手が安心して失敗できる空気をつくる、梅木さんを思うと涙が出ます。

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