「人を大事にされていますね」と何人かの方が言ってくれました。実は、恋人関係直前の気持ちでいることを心がけていて、同時に誤解を招きたくないので、線からはみ出さないよう気をつけていました。偉そうな態度には魅力があって、一線を超えてしまうリスクが高まってしまうので、いつも頭をさげてぺこぺこして、線からはみ出さないようにしていました。
講演会と模擬授業以外も盛りだくさんでした。
ロンドンでお笑いライブを見て、山頂にある教会からポルトガル・ブラガの街を眺め、シャンゼリゼ通りでランチして、ロマンチックなベネツィアの夜道を歩き、ブラッセル・グランプラスのレストランでビールの飲み比べをして、オランダ・ライデンで先生方からたくさんのチョコレートをいただき、ワルシャワで30年ぶりに友人と再会して、エジプトのピラミッドの中を腰を屈めて入っていく。
最後の模擬授業が終わると、アファフ先生が「ピラミッドへ行きましょう」とおっしゃいました。そのとき、「日本語教師って夢がある
」と思いました。
日本語講演マラソン欧州編を最後まで応援していただき、ありがとうございました。メッセンジャーで励ましの数々、ありがとうございました。これから、帰国します。