スピーチ部第4周目。小学校の正門で、校長先生たちに向けた子どもたちの朝の挨拶も、だいぶ板についてきたようで、それだけでもやってよかったなあと思います。
小四まで、ずっと蚊が鳴くような声(生徒の保護者談)で発表していた生徒も、この一か月でびっくりするくらい声が出せるようになりました。本人には「急に声を出さないで!12月くらいまでに少しずつ声が出せるように頑張ろう」と伝えていました。
たとえ今日声が小さかったとしても、私もほかの生徒たちも気にならないですし、本人も気にする必要はないのですが、必死に闘おうとするみたいで、予想より早く声が出せるようになりました。不思議なもので、こちらが「そんなに頑張らないで!いまの半分の努力で充分!」と言えば言うほど、やる気のスピードが上がるようです。
今週は司会進行の練習をしました。みんな、まだまだ遠慮が抜けないようですから、誰もが誰にも遠慮することなく、「自分がナンバーワンだ」「自分がオンリーワンだ」と言って、ワガママぶりを思い切り発揮してもらいたいです。発表もナンバーワン、盛り上げ役もナンバーワン、気遣いも心配りもナンバーワン、それが最強チームの答えだと思うからです。