過疎化に危機感を抱いていて、食い止めるために本気でさまざまな工夫をしているエピソードを伺って、感動しました。
また、氷見高校ハンドボール部の選手たちが楽しみながら互いに技を磨き合っているお話しに感銘を受けましたし、「それしかない」と思いました。
子どもの数が減って、ひとりひとりが大事にされるようになってから、野球でもサッカーでも、しごきや、水を飲まない・怪我しても気合いで我慢するなど、無駄な努力をやめて、科学と心理に基づいた指導に変えたところが増えて、世界レベルに押し上げたと言われています。
実は、勉強も同じで、やり方があります。先生の話を長々と聞いてもあまり覚えられませんし、そもそも丸暗記はダメだとか言われていますが、立ったり歩いたりしながら暗記すると、どの科目でも、短時間で覚えられます。覚えた後に先生の説明を聞いたら暗記が無駄になりません。また、授業のはじめに何人かの学生を前に立たせて1分間スピーチをさせているところがあるそうですが、1分間は長すぎるので、まずは5秒スピーチを堂々とすることを目標にして、10秒、20秒と、少しずつ時間を伸ばしていけば、半年後、蚊の泣くような声で1分間スピーチをする学生がいなくなります。勉強も、子どもたちに無駄な努力を押し付けて、根性論で解決しようとしない方が良いと思うんですよね。
今回、氷見市で収穫があり、心が洗われた気がしました。