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小学校で講演会

小学校で講演してきました。最後はみんなが手を振って見送ってくれたので感動しました。

今日は、「学校の先生がなにも言わなくても生徒たちが自分たちでやってくれたら感動すること」について話しました。

生徒たちが先生より大きな声で挨拶してくれたら、先生が喜ぶということを、生徒たちは知りません。だから、みな、ただ会釈するだけで通り過ぎます。ひとりが誰かにいじられているときに、先生は、何も言わなくても、みんなでその子をかばってくれたらなと思っていますが、その気持ちを生徒たちは知りません。そして、先生はいつも「言わなくてもわかるでしょ」と思ってます。

そんな問題は、上司と部下でも、友だち間でも、国際交流でも、どこにでもあります。本当は、子どもも大人も、誰かをサポートしたい!助けになりたい!と思っていますが、やり方がわからず、お互いに困ったまま。

「わたしが話をしているときに、もしみんなが、眉毛をあげて、目を見開いて、笑顔で、大きくうなずきながら聞いてくれたら、嬉しくなるよ」と話したら、みんな、そんな顔をして聞いてくれました。もちろん、わたしもそんな顔で、人の話を聞きます。

幸せな時間だったので、素直に、「今日は幸せな一日だったよ!」と言うと、みんな、幸せそうな顔をしました。

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