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外国人学習者向けに行っているワークショップを、昨年は都内の中学生に、今回は福島県の小学生に向けて実施しました。
互いにポジティブフィードバックを送り合い、互いを尊重し合う練習をしました。人は機嫌が良いときに、勉強でも仕事でもやる気が出るものです。みんなの機嫌が良ければ、先生もきっと嬉しいはずです。
また、モンスターペアレントについて先生方と議論しました。多くの場合、子どもが問題を起こしたときだけ、先生は連絡帳にそのことを書きますが、もし毎日、連絡帳に二、三行、子どもの具体的な良いところが書いてあったらどうでしょう(具体的な褒め言葉が書かれてあるハンコを50ほど用意して、それを押すだけでも良いと思います)。
保護者は安心するので、子供の問題行動がたまに連絡帳に書かれてあったとしても、「先生がうちの子を攻撃してきた。防御しなければ」という発想にはならないはずです。
それでも、モンスターペアレントが学校にやって来たら、まず複数の先生が、その子どもの具体的な良いところを書いたA4サイズのプリントを交互に読み上げて、その子どもがどれほど素晴らしいか、ご両親がどれほど素晴らしい家庭教育をされているかを伝えれば、保護者の心についた火も、少し落ち着くかもしれません。
そもそも、モンスターペアレントは、学校を攻撃するためにやって来るのではなく、自分の子どものことで不安でたまらないから、防御の心理から攻撃的に見えてしまうだけなのだと思います。本当は、自分の子どものことで悩み、学校に「相談したいだけ」なのかもしれません。そこは理解したいところです。だから、「それは誤解です」と言ってすぐに否定したり、「落ち着いてください」と言って、感情を抑え込んだりするのは、やめたほうが良いと思います。
最近、友人の対応が印象的でした。子供から「私と仕事、パパはどっちが大事なの?」と聞かれた瞬間、間髪入れずに「お前の方が大事。仕事なんてすぐやめてやる」と言いながらハグをして、頭をなでていました。そして五分後には、何事もなかったかのように仕事に戻っていました。私なら誠実に対応しようと思って「この仕事は大事だから、今日だけは理解してくれ」と説明してしまい、その結果、親子喧嘩に発展してしまうかもしれません。