イベント情報

小中学校の新任教員研修

来月、小中学校の新任教員と養護教諭の先生方に向けて、研修を担当させていただくことになり、正直、驚いてます。
15年前に大学教員を辞め、世界を飛び回るようになってからは、他の先生方の授業を見学させていただく機会がありませんでした。振り返ると、コロナ前まで、自分のやり方はガラパゴス化していたと思います。もっと言えば、25年前からそうだったのかもしれませんが、その頃はまだ、ゆるやかな空気の中で許されていました。
5年前、日本語の先生方の悩みを直接聞いたり、公開されているオンライン授業を見たりする中で、現実との接点を持つことができました。そこで気づいたのは、自分のやり方と伝統的な指導法との間には、共通点を探す方が難しいほど多くの違いがあるということでした。
発音、スピーチ、作文、会話、面接。部分的な成果であれば受け入れられても、それが筆記試験の結果につながるとなると、真面目に積み上げてこられた先生方にとっては、戸惑いや違和感、脅威として映ってしまうこともあると思います。そのことを、自覚しています。
だからこそ、文法説明に真剣に取り組みながら、思うような成果が出なかったり、学生が話を聞いてくれなかったりして悩んでいる先生方に対して、たとえ技術的なことであっても、否定的なことは言わないと決めています。
帰国して5年。今、小中学校の教員研修や小教研の場でお話しする機会をいただけることに、驚きを感じています。これまでの経験が、誰かの安心や前向きな一歩につながればと思っています。
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