エジソンは「失敗すればするほど成功に近づいている!」と言っていましたから、たぶん、失敗を楽しんでいたのだと思います。私の両親は福島県出身なので、子供の頃に「お前は野口英世になれ、野口英世になれ!」と言われて育ちました。野口英世もすさまじい数の実験をされたそうですから、失敗の数もすさまじい数だったと思います。それが理由か、失敗を楽しむ体質です。答えがわかっていても、不正解のほうから順に調べてしまいますが、メリットは失敗に動じないところです。福島県のみなさんが全員そうだとは言いませんが、大惨事があったにもかかわらず、あっ、もちろんあれは自分の失敗ではありませんが、とにかく、みなさん、動じていないように見えます。
さて、日本国内向けに初めて実施した『作文指導講座』ですが、数えきれないほどの失敗の山を踏み越えて出した答えです。でも、楽しみながら飛び越えてきたので、失敗に心傷つくこともありませんでした。今回は、作文の書き方に悩み苦しむ学生たちに指導するためのセミナーでした。11月6日夜もう一度開催しますので、逃してしまったみなさま、どうぞご参加ください。