イベント情報

内定者研修最終日

半年前から参加してくれている学生が大半でしたが、「今回が初めて!」という学生も10名ほどいて、日本語レベルはバラバラでした。それでも、最後まで授業についてきてもらえたのは、それほど流暢に話せなかった学生の日本語を聞いても、他の学生が「前回より、ずいぶん上達しましたね」などと言ってくれたからだと思います。教師としては、これ以上、ありがたいことはありません。発言者本人もそれを聞くほかの学生も心が穏やかになって、全員がモチベーションを高く維持できたように思います。 比較は比較でも、過去の自分と比較すると、頑張っている人の心は暖かくなるようです。また、他人との比較も、日本語が上手な学生を「すごい!」と褒めるのと同じように、頑張っている学生のことも、教師と周りの学生たちが認めることで、教室は、嫉妬によく似たネガティブな空気が薄まるみたいです。そうなったら、教師が日本語の上手な学生に「上手ですね」と言っても変な空気にはなりません。もちろん、教師だけが学生を尊重したり、良いところを認めたりするだけでは足りないようです。全員が一人一人の良いところがわかっていると、どの学生の口からも、自分を認めてもらえる発言がどんどん出てきますし、自分の口からも、ほかの学生のことも認められる発言がどんどん出てくるので、今回は良い環境作りができたかな?とも思っています。最後に、世界各地の学生たちへの授業実施を企画してくださったA To J三瓶社長、小嶋さん、アシスタントをしてくださったチェリーさん、自分でいうとおかしいかもしれませんが、今回のイベントは、多分、大成功だったと思います。このような素敵な機会を提供してくださり、ありがとうございました。そして、最後までついてきてくれた学生の皆さんにも感謝の言葉を送らせてください。どうもありがとうございました。日本での生活、仕事、頑張ってください!
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