三ヶ月にわたる内定者研修が終わりました。
研修が始まる前から、一人一人の素養といいますか、張り合わない、ムキにならない、優秀な仲間を認め、受け入れる…などという点で、生徒に恵まれた三ヶ月でした。本当にラッキーだったと思います。
内定は勝ち取ったものの、いますぐ日本に入国できない彼らの心情を思い、毎回脳裏を掠めるのは、チリ・コピアポ鉱山落盤事故です。暗闇に閉じ込められた中、33名チーム一丸となり、希望を失わずに69日間生き延びた彼らのことを思いながら授業を進めていました。事故現場で指揮をとっていたリーダーの足元にも及ばないのですが、強い気持ちで学生たちを引っ張っていこうと思っていました。
いざ終わってしまうと寂しい気持ちになります。参加してくれた学生たちが、彼らのいうように人生の成功者になることを願っています。
(背景は広野町)