自分には真面目すぎるところがあるので、歴史の授業で松平定信の寛政の改革を学んだときに、まずい、自分もやってしまいそうだ……と思いました。
きっと日本に限ったことじゃなく、どこの国にも悪習を一掃して、クリーンで統制が取れた体制を目指す松平定信のような人はいるだろうと思います。良かれと思って厳しいルールを作って、かえっておかしくなってしまうのはつらいです。
その短所が出ないように、授業中、厳しくしないようにしています。でも、ほかの先生も厳しくしてはいけないと言っているわけではありません。きっとバランスが大事なのだと思います。
一風堂第1期生の評判のおかげで、第2期生の授業は、第1期のスタータダッシュのときほど順調ではなかったのですが、反応がすこぶる良く、徐々に状態が整ってきました。「運」が良いと、運が良いうちにテコ入れができるので、軌道に乗りやすくなりますね。