レコードチャイナの記事が掲載されました。テーマに「カリスマ」の文字があり、「胡散臭いと感じる方がいる」と思いましたが、そのことについても記事にしていただきました。
立命館高校での講演会で、生徒たちの感想文を読みました。「講演会がはじまる前に先生の経歴を聞いたときは、偉そうな先生がつまらない話を上から目線で話すんだろうなあ」と思ったそうです。実は、これこそが、私が高校時代に大人に対して感じていたことです。ただ、目の前で偉そうな態度で話す大人や厳しい態度の大人が嫌いではありませんでした。私が「あの、大事なのは、コツコツやることですよね?」と聞くと、「いや、違う!」と私の意見を遮り、「大事なのは、コツコツやることだ!」と結論づけるので、私は心の中で「俺が言ったのと同じじゃないか!」と突っ込みました。でも、そういう人たちは口は悪いですが、情があり、心やさしい人が多かったです。
講演会でも話しましたが、「人より何倍も失敗して、人より何倍も頭を下げ、人より何倍も恥ずかしい思いをして、人より何倍も時間を無駄にして、それでもやり続けたけれど、こんなにコスパが悪い人生を、人には勧められない」というところは、自分の率直な感想です。そして「コスパ」を口にしている人は、「ああ、この人は人との付き合いもコスパを気にしながらやっているだろうね」と、周りから思われてしまっているでしょう。
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