イベント情報

ベトナム人社員向けのオンライン授業

ベトナム人社員向けのオンライン授業を始めました。高校野球部時代の後輩が働く会社で、その会社の社長は私のクラスメイトという、不思議なご縁のあるところです。今回は後輩にも授業を見てもらいました。授業というより、訓練に近い内容です。
たとえば、「大変お忙しい中、このような機会を作ってくださりありがとうございます」という日本語を自然に言えるようになるには、10年勉強しても足りないとも言えますし、逆に“10分でできるようになる”とも言えます。
ベトナム人社員の皆さんがとても真剣に取り組んでくれたのは、「このテキストを学べば、すぐ仕事で使える」と感じてくれたからだそうです。
また、叱られる場面を想定した訓練では、「歯を見せて笑わない」「まばたきを多くしない」など、テキストには載っていない指導も必要になります。ここでは、お笑いの経験が生きてます。まず、偉そうな態度や相手を馬鹿にするような表情、相手をイラつかせる“ダメな例”を大袈裟に見せた後、誠実な態度・誠実な表情といった“良い例”を示すと、皆、自分の意思で良い方を選んでくれます。世界中どこでも、偉そうな態度や見下すような表情は嫌われるのでしょう。
帰国して4年になりますが、ようやく「学生がなぜ上達するのか」「どのポイントが効いているのか」を言語化できるようになってきました。自分自身の成長も感じられるようになりました。
今日は午後から埼玉大学と埼玉韓国学院で講演会があります。埼玉のみなさん、よろしくお願いします。
シェアする