イベント情報

タイ学習者向けセミナー

キラキラ眩しい記念撮影になりました。自然と元気になります。
タイ🇹🇭セミナーは、ウボン大学のうんじゅ先生のお力添えで開催できました。本当にありがとうございました。多くの学生の声が明るかったので、話を聞いているだけで楽しい気分になりました。
タイの学生たちから「自分の発音・アクセントの問題をなおしたい」という質問がありました。学習者ですからその気持ちはわかりますが、質問した彼女は、謙虚で明るい声、丁寧な話し方、やさしい息づかいだったので、発音の問題が気になりませんでした。
相手から「この人、わたしのことをナメてるな!」と思われてしまったら、新米社員のときはもちろん、上司になっても、きっと周りに嫌われてしまい「あの人の発音、悪いよね」などと陰口を言われてしまうだろうと思います。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の理屈です。
みんなに尊敬されていて、謙虚で心配りができる上司が東北なまりの日本語を話していたとしても(室井管理官のイメージ)内容がちゃんと耳に入ってきますし、誰も陰口を言わないところを見ると、本当に気にならないのだと思います。発音・アクセント教育は、「通じるか通じないか」ではなく、「相手をナメているように聞こえるかどうか」で判断したら、「無礼な人に見えるよ。気をつけようね」「生意気な人だと思ったよ。気をつけようね」などといった指摘ができます。本人はわざと相手をイラつかせるつもりはないですし、本音を言えば相手に好印象を持ってもらいたいので、よくよく利害を考えて、気をつけなきゃと思ってもらえます。だから、「あなたの発音は悪い!」「あなたの日本語は通じません!」などと言って無駄に学生を傷つける必要はないと思います。
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