本日は、リュウセイラさんのイベントに出てきます。
リュウさんが留学するタイミングで、わたしは北京大学に移り、文科省にあたる中国教育部と共催でアフレコ大会を開催しました。リュウさんのために一年かけて準備をしたのですが、「わたし、興味ないよ」と言われ、途方に暮れるとはまさにこのことかと思いました。
その後、彼女はしぶしぶコンテストに出てくれました。ダントツ優勝なら彼女は燃えないだろうと思い、その他のチームも北京大学に呼んで、みんなで特訓をして、初戦、準決勝を勝ち抜き、決勝戦のレベルを整えました。
決勝戦の盛り上がりを見た方が、「この秋、日中国交正常化35周年だから、すごいアフレコ大会を開催したい」とおっしゃったので、「協力します。アニメ声優さんを連れてきてください!あと、池上彰さんも…」とお願いしたところ、古谷徹さんと池上さんが審査員としておいでになりました。漫画には描かれていませんでしたが、リュウさんが実力で古谷徹さんを連れてきたようなものです。
リュウさんはその大会でも優勝して、古谷徹さんと二人でアフレコを披露して、会場を盛り上げ、大学を卒業後、声優学校に通い、古谷徹さんの事務所とプロ契約をして、いまに至ります。
中国では、投資や不動産で一生楽に暮らす人生をクールだと考える人も少なくなかったのですが、まっすぐ脇目も振らず今を生きる彼女の生き様に、自分もそうありたいと思いました。
というわけで、今日は自分もアクセルをふかして頑張らなきゃと思います。