大学卒業前、スロバキア
大使館では、スタッフの皆さんからお菓子と紅茶をいただき、２時間くらいおしゃべりして楽しい時間を過ごしました。しかし、チェコで長居し過ぎて、結局スロバキアには訪問できずに帰国しました。当時はたくさんの国へ行くより、一つの都市に長くいた方がカッコ良いと思っていました。でも、それは他人の意見、他人の価値観であって、自分の心の叫びではありませんでした。いろんな価値観があって良いはずなのに、当時は自分のミーハー心を受け入れることができませんでした。武器は過去に落ちている…ですよね。いまは、ダサい自分を受け入れるようにしています。
ところで、それから２０数年の時を越え、玲奈先生と知り合って、ようやくブラティスラヴァの地に降り立ちました。コロナ前、集中講義の申請に所属先が必要だということで、中国の大学にお声がけしたところ、たくさんの大学の客員教授や特任教授にしていただきました。きっかけを作ってくださったので、ずっと感謝しています。今回は、半年ぶりのコメニウス大学での講義でした。
