イベント情報

ひろの未来スピーチ部交流会

最近はどの小学校でも、クリエイティブな仕事をする人材を育成することになったそうで、子どもたちは、タブレットも使いますし、プレゼンもしますし、課題も自分で見つけます。

若い先生はすぐに対応できるそうですが、わたしたち世代のおじさん教師は、すぐに対応できていないと聞きます。それに、何十年も英語の勉強をしてこなかったのに、いきなり英語授業を担当することになり、毎日もがき苦しんでいるように見えます。

帰国して2年。全員にヒアリングしたわけではないのですが、この町に移住してきた家の子どもたちには、移住後、勉強のモチベーションが上がらないという共通の悩みがあるそうです。実際、高校を卒業するまで町の中でみんながのんびりしていて、競争力がないとも言われています。

親が子に与える影響は10%未満で、環境がより大事だそうなので、息子には、週末、電車で将棋教室に通わせています。将棋教室には、勉強が得意な子がたくさんいて、刺激もあるそうです。また、外に目を向けているクラスメイトやその親御さんから、ミュージカルなどのイベントを紹介してもらったら、毎回参加するようにしています。

次は、現実的な問題です。学校の授業の進度が極端に遅くても、気にせず、週末、YouTubeで関連動画を見ながら、予習復習をして、教科書ワークを解きまくり、毎回テストで100点をとっていたら、教師に不満を抱かないはずです。

次は英語です。英語ができない、英語が苦手だというのは、外国人との交流がなく、興味もなく、必要性も感じていないからだと思います。

ただ、興味もやる気もないのに、いきなり英語の勉強をはじめるというのは、ストレッチもしないで、いきなり豪速球を投げ込むようなもので、リスクが大きすぎます。

先日、授業参観で、小学2年生の国語授業を見てきました。そこで、日本語リスニング問題がCDラジカセから流れてきて、子どもたちがその内容について答えていました。とても素晴らしいアイデアだと思いました。あの練習をしていたら、英語のリスニング問題にも抵抗を感じなくなるはずです。欲を言えば、外国人と日本語で交流する機会があれば、もっと良いかな?と思いました。

日本語のできる外国人と交流して、自分の意見を聞いてもらって、尊重してもらったら、知らず知らずのうちに外国にも外国語にも興味を持つようになりますよね。

しっかりストレッチをしてから試合に臨めば、試合で怪我をせずに済みます。洋楽が好き、英会話に通っているといった一部の生徒は、常にストレッチをしているようなものです。

という理由で、月2回オンラインですが、子どもたちは、日本で働く外国人のお兄さん、お姉さんと交流します。裸一貫で、日本社会を渡り合っているお兄さんお姉さんの言葉に重みがあって勉強になります。

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