『スピーチとディベート教科書』出版にあたり、たくさんの方からお祝いメッセージをいただき、あたたかい気持ちで一週間過ごすことができました。本当にありがとうございました。
学生たちが日本語の勉強をしたくない理由の中で一番多かったのが「学校で学ぶ日本語は役に立たないから」というものでした。それで「役に立つ日本語ってなんだろう?」と悩みながら、学生にも同僚の先生にも聞いて、それは「面接で合格するための日本語」「コンテストで受賞できる日本語」「周りを不快にさせない日本語」などということがわかりました。その後、いろいろ模索しているうちに、多くの先生方から「授業も教科書も実用的ですね」といってもらえるようになりました。「実用的な教科書は他で見たことがない」という声が圧倒的に多かったです。
コロナ以降、内定者研修や採用試験前の面接対策を担当する機会をいただき、使用してきたのが、『スピーチとディベート教科書』の内容です。彼らは「仕事場で役に立つ!」と言ってくれていますから、これから日本語を勉強をしない言い訳はできませんよね^_^。
今回出版されたのは一部の教材でしたが、これからも新しい教材をつくっていきますので、どうぞよろしくお願い致します。