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【講談となぞかけを学びに】🇯🇵

日本語スピーチを本気でやると決心したからには、本気で勉強しなければ‼️と思い、浅草木馬亭へ神田伯山さんの講談を、フランス座演芸場東洋館へねづっちさんのなぞかけを見に来ました。

ところで、食事中に声をかけられ、振り向くと以前の教え子がいました。

短大を卒業したばかりだったその子とは、一度公園に行って食事をしたので、いま思えばデートらしきことをしていたのですが、当時はそんな雰囲気は微塵もありませんでした。

彼女が「頑張っても覚えられないから勉強は苦手だ」というので、「おしゃれさんに見えるけど、おしゃれ関係の名前は覚えられる?」と聞くと、「それなら一瞬で覚えられるよ!」とのことでした。

その後、北京大学のキャンパスで彼女に会いました。びっくりしたので「どうして?」と聞くと、「先生が北京大学にいると聞いたから、受験しました」と。周りから「無理無理、恥をかくからやめときな!」と散々笑われたそうですが、「私は自分の価値を証明したかった」と、どこかのアニメから聞いたようなセリフを目を輝かせながら言っていました。

その後、一度だけキャンパスで見かけたときに、幸せそうに彼氏らしき男性と歩いていたので、「こんにちは!」と声をかけたところ、「あっ、先生のおかげで素敵な人に出会えました」と言って、感謝されました。「いやいや、わたしと全然関係ないから!」とは言わず、「お幸せに!」と笑顔で言って以来の再会でした。

勉強はやりたいときにやるのが一番ですね。子どもの頃から親の影響で勉強好きな子は勉強の道で活躍する可能性が高いですが、人生には3つの坂、上り坂と下り坂とマサカがありますから、元勉強嫌いが勉強したって不思議じゃないと思います。だいたい、日本中どこでも、昔はバイクで校庭を走り回り、学校の窓ガラスを金属バットで割って、街をめちゃくちゃに壊していた若者が、いまはふるさとの町づくりに力を尽くすおじさんになっているという話もよく聞きます。

私たちは、その時、その瞬間だけを見て、「ああ、あいつにつける薬はない。」と言って、バカにしたり、あきらめてしまったりするところがありますが、その瞬間に結論を出す必要はないですよね。反対に、いまこの瞬間に素晴らしく、尊敬できる方々だって、いつ崩れ落ちるかわかりません。

ですから、いまできる下準備をコツコツやりたいですし、大事な場面、本番の舞台では、油断せず、なにかなんでも成功させたいと思います。

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