日本語教師になって数年してから『ナポレオン・ヒルの成功哲学』を読み始めましたが、成功するため「明確な目標を持つ」ことに疑問を抱いていました。でも、NPO法人を立ち上げるにあたり、他の人に明確な目標やビジョンを話さなければいけないという壁にぶつかり、ようやく「明確な目標」の意義がわかりました。それが理由で、以前適当に読んでしまったナポレオン・ヒルの『悪魔を出し抜け』を読み返してみました。10年前は、心の中に悪魔が入りこむ「流される人」ではない!と自信を持っていたのですが、今回「流される人」の特徴を見てみると…
無理強いされない限り、どんなことにも熱意を持てず、自分から積極的にやろうとしない。決断することをできるだけ避け、無理やり決断させられた時には、最初の機会でそれを翻す。
これを見た時、「まずい!」と思いました。ブルドーザーのように前進していく姿に周りの人たちがびっくりしていたのは過去のこと。ここ最近は、安全策を取っていたように思います。
ちなみに、「流されることのない人」とは…
声の調子、足取りの軽さ、目の輝き、決断の早さなどから、自分の欲するものがわかっていて、どんなに長い時間がかかろうとも、どんな犠牲を払おうとも、必ずそれを自分のものにするという固い決心をしている。
自分の頭で考え、面倒なことを丁寧にやることが大事なのに、そういうところを疎かにしてしまったと反省しています。
昨夜は篠研セミナー最終回でした。この2ヶ月半、自分の頭で考え、面倒なことを丁寧にやることができました。全員がチーム一丸となって、励まし合うことができたので、今回のような大成功に至ったと思います。