受講者は、60代70代の方がほとんどで、人生の先輩方に向けて講義をしています。勝手が違うので少し心配しましたが、みな総じてやさしく、やりやすいです。それに、70代の方々の真剣に勉強されている姿を見て、励ましてもらっています。
うちの子どもたちはまだ小さく、下の娘が大学生になるまでの12年間は、国内でしっかりやりたいと思っています。そして、娘が成人になるタイミングで世界に飛び出したいと考えています。年齢で言えば64歳。いま行ってみたいと考えているのが70カ国くらいあって、毎月一つの国に滞在して、その国の日本語教育に少しでも貢献できたらと思っていて、それをやり終えるのに6年かかりそうなので、人生のピークは70歳になりそうです。そう考えたら、やっぱり気になるのが、70代で頑張っている方々です。
最近は自分の限界を超えて、自分の能力以上の力を出すことができた人たちについて勉強しているのですが、どの分野でもそのような方々は、すごい努力だと思われているようなことも、苦を苦とも思わず、本当に楽しそうに、まるで「遊んでいる」かのようにやっているので、自分もそうしなきゃ！と思って、自分の授業を受講される先生方へのフィードバックも、楽しんでやっています。
以前は苦手だと思っていた事務手続きも、楽しくやろうと思ってやってみたら、案外順調に進められました。以前は、「苦手だな」と思いながらやって、間違ってしまい、厳しく注意を受けて、余計にやりたくなくなってしまったというケースがあったと思います。もしかしたら、なにごとも気持ち次第なのかもしれませんね（笑）。
