イベント情報

【広野町生涯学習発表会】🇯🇵

【ひろの未来スピーチ部】🇯🇵

みな、本番に強かったです。大成功でした。いつも応援してくださるみなさま、ありがとうございました。

 

子どもたちにとっては、パパと過ごす、あるいはパパに可愛がってもらう一定の時間が必要だということはわかっているのですが、同時に子どもたちは勉強もしなければいけないというジレンマがありました。それはまるで糖尿病と肝臓病を併発させてしまったかのような、どっちつかずの状態ですが、パパが家庭教師になることを思いつきました。
勉強も仕事もダイエットもそうですが、大事なのは「わかる」ことでも「できる」ことでもないんですよね。頭の中では、どうすればダイエットができるかはわかっていますし、腕立て伏せも10回くらいならいつでもできます。できるのですが、やりたくないのでやりませんし、やり続けることはしません。だからダイエットができないですし、筋肉もつきません。やっぱりわかっていてもダメ、できていてもダメですよね。ということで、子どもたちへの家庭教師役を自分でやっています。
勉強も仕事も同じで、「わかった!」「できた!」で満足してしまうというか、ほんとうはそこからが勝負なのに、たいてい勝負の土俵には、大人も子どもも上がりたがらないですよね。「勝負の土俵に上がれば、勝っても負けても、心が傷つくので上がりたくない‼️」という気持ちも理解できます。うまく行ったら行ったで、周りが愚かに見えるという話もよく聞きますので、そうならないように予防線を張り、終わると反省会をやるなどして、余計な作業がどんどん増えますし、それを怠ると、うまく行かなかったときより酷い状態に陥ってしまいます。でも、やらないといけない、やり続けなければいけないと思っていますし、子どもたちには、やり続けることの大切さを毎日話しています。
さて、パパが子どもたちのためになんでもやろうとすると、いろいろ立ち行かなくなることは、ぼんやりとですがわかるので、本気になってはいけないと思っています。子育ても、スピーチ部の指導も、日本語教師研修も、本気でやるのは、長い時間の中のほんの一瞬、「ここだ」というとき以外には出さないように気をつけています。
息子は、自分がこれ以上スピーチが上手にならないのではないか?と疑っていて、放課後まで教科書の朗読をするなんて無駄だと思っていたらしいです。そこで、講談師・神田伯山の宮本武蔵を一緒に見ました。マグマのようなエネルギーを上手に爆発させるあの話し方はほんとうに勉強になります。努力も技量も、プロの職人の足元にも及びませんし、それを知ることは、私にとっても息子にとっても良いことだと思いました。

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