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【埼玉講演会】🇯🇵

税理士会の会合で講演したのですが、今回招待してくれた同級生の彼を野球部時代の先輩が引き上げようとしてくれているのだから、ここは、もう世のため人のためにボロボロのボロ雑巾になるまで使ってもらう覚悟を持って働かなければ、引き上げてくださる先輩の期待に応えることはできないし、私は彼が期待に応えられると思うので、頑張ってもらいたいです。

資格があって経験も積んで、役職についたりすると、知らないうちにいやらしさが滲み出はじめるのはみっともないから、死ぬまで隠し通す覚悟が必要だと思いました。

講演後、7000人いる関東甲信越62支部の長をつとめ、70000人いる全国の副リーダーになられたおじいさんの先生にゆっくりお話を聞かせてもらえたのですが、とても謙虚で、ひとつも偉ぶるところがない方でした。

もうひとりの重鎮に囲まれ、お2人からお話を伺っているときに、「私はこの世に一人も謙虚な人間はいないと思うんです」と言い出すと、重鎮のお二人はびっくりされたので、「高校時代、絶対に人の悪口を言わない篠崎くんの、謙虚なフリをするクオリティの高さに驚いて、将来彼が立派な人間になるだろうと思ったので、彼をどうぞよろしくお願いします」と話すと、「浮かれる人間は信用されないな。謙虚な人間がいないというのは確かかもしれん」とおじいさんの先生がおっしゃいました。

毎日「先生、先生」と呼ばれていると、自分が偉い人間だと勘違いして、他人を軽んじるようになるのはよくあるそうですし、他人が心ある人間で、駒なんかじゃないっていうことさえもすっかり忘れてしまいます。それでも、わりと良い生活ができてちゃんとやっていけると、自分より下だと思う人間に返事するのも面倒だなと思うことが増えていく自分の生活に、時々「これで大丈夫か?」とモヤモヤした気持ちになると聞きますが、相手に誠実に対応していない自分にストレスを感じるのなら、相手に誠実に対応するしかありません。

いやらしさがダダ漏れしたみっともない人生を歩んでいきたくないものですね。

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