セイラさんのためにアフレコ大会を開催したのは間違いないのですが、彼女を古谷徹さんに会わせたいとか、本当にプロの声優になってもらいたいとか、そういった明確な目的があったわけではありません。正直に言えば、ただセイラさんの声が聞きたかっただけで、その機会があれば嬉しいな…と、そんな軽い感じに思っていました。それと、なぜか力が出ちゃう時、なぜかうまく行かない時がありますが、この時はなぜか力が出ちゃう時だったので、結局は「そうなる運命だった」のだと思います。
学生時代は特殊拍(+い)を短く発音することもあったのですが、彼女が歌を歌っていたときに、特殊拍を短く発音することで、よりカッコよく聞こえることもありました。それで、指摘せずに流してしまったこともあります。でも、それは声優学校でも、本番前のリハーサルでも、しっかり指摘を受けてきたでしょうし、ひとつの指摘でほか10個20個直せるセンスも持ち合わせている人なので、私が心配することでもないのかな?とも思っていました。
自分の力で道を切り開いて、やりたいことを贅沢なくらいやっていますし、それでもまだやり尽くしていないのでしたら、これからもしっかり時間をかけて、たましいを込めて、思う存分やってもらいたいです頑張れ
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本当にあった笑える話12月号より