ひろの未来スピーチ部発足からもうすぐ半年。
今週は、子供たちに膳場貴子さんのマイドリームを披露してもらいました。週末、子どもたちに暗記してもらい、動画を親御さんに送ってもらいました。もともと「暗記は無理だ!苦手だ!」と叫んでいた子供たちも、歌を歌うようにスラスラ言えるようになり、「頭が良くなった!」と思えて嬉しいみたいです。
スピーチ活動後半は、ディズニーリゾートの場内アナウンスを猛スピードで朗読してもらいました。
例えば、「中国やインドの人口が14億、どう思う?」という質問に対し、おしゃべりなら「そんなの知るか!関係ない!」などと下品な本音に向かいがちですが、対話なら「それは由々しき問題です。対策を講じましょう」といった感じで、背筋を伸ばして真面目に語り合うことになると思います。コロナ前に幸福度ランキングの高い国へ行きましたが、彼らは特段贅沢な生活をしていませんでしたし、税金も物価も高かったです。でも、幼い頃から、国の未来や自分の未来、自分の家族友人の未来を考える習慣を身につけていたのでしょうね。
日本も中国も幸福度ランキングは低いですが、まず、多くの学校の授業は座学中心。休み時間に教室では下品な本音や愚痴が飛び交うおしゃべりが始まり、対話をしない。経済的に豊かになっても、おしゃべりばかりする大人は、国の未来も、自分の未来も不安を感じてしまうものなのかもしれません。だから、発言・発表・対話・討論・スピーチ・プレゼンを勉強するのは良いことだと思っていて、長年やってきました。もちろん、ロジカルシンキングがしっかりできていて、プレゼンスキルの非常に高い人の中にも、「話が全然つまらない!」という、プレゼンセンスゼロの人もたくさんいます。それでも、対話によって幸福度が高められると信じています。